全ての出来事は、未来につながっている

私の両親は、私が小さい頃に父親が家を出てしばらくすると離婚しました。 父親が突然家からいなくなり、母親はすごく落ち込みました。 母親は専業主婦でしたが、金銭面の理由からなのか、将来を考えてなのか、しばらくするとパートで働き始めました。

私は両親のごたごたを目の辺りにし、その頃から独立心が養われはじめ、将来は絶対手に職をつけて、自分の力で生きて行くと心に強く決めていました。そして、幼い頃一番身近で憧れていた職業、父親と同じデザイナーという道を選びました。しばらく会社勤めをしていましたが、自分で独立しようと思い、それには、英語が話せていたほうがいいのではと思い、アメリカに来ました。 初めは、すぐに英語が話せるようになるだろうと簡単に思っていましたが、何もかも日本とは違う国で、自分で生活していくほうが精一杯で、なかなかそうはいきませんでした。余裕がなく、海の近くに住んでいましたが、海にいくことも、空がすごく広いこともしばらく、気づきませんでした。自分で決めたこととはいえ、嫌で嫌で仕方がありませんでした。

アメリカと日本は、私にとって全てが正反対でした。 例えば何かを聞かれたときに、日本人はよく相手を気遣い相手に選択権を渡すように、”どちらでもいいわ”と答えます。 アメリカにきて初めの頃に、同じように聞かれたときに”どちらでもいいわ”と答えたら、相手が逆にすごく困っていました。 それをみて、私は、悪かったなーと思い、次からは、きちんと自分の意志を相手に答えるようにしました。

また仕事の面でも違いました。こちらにきて一番印象的だったのは、たくさんの女性の人が活躍していることです。 日本は、女性が独立しているのはものすごく低い確率だと、こちらのラジオで言っていました。 少しづつ変わりつつあるとはいえ、残念ながら事実だと思います。

また年齢についても、日本のように仕事を応募する際の年齢制限はなく、アメリカでは年齢を聞かれることはありません。 誰にでも平等にチャンスがあり、女性にも独立するのに、とてもいい環境にあるといえます。 そんないい面がみえていろいろ見えてきたのも、こちらにきて随分たってからです。 それでも、時々未だに文化の違いからくる出来事にストレスを感じることもありますが、いろんな国から来た友人に出会い、やさしい彼氏にも支えられ、今ではこちらの生活が大好きになりました。 今思えば両親の離婚から全てがつながっていて、ここにいるように思います。 しかし、私はどんな出来事もその人にとって必要だったり、その方が良い結果になるから起きてると信じています。 これからの人生、何が起きるか楽しみです。

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